高校生のための定期テスト勉強法・数学編

期末テストが近づいてきました。
コロナ禍でテスト範囲が広くなったりと、いつも以上にテスト勉強の対策をしないといけないこともあるかと思います。
というわけで、今回から科目別にテスト勉強法についてお話ししていきます。
まずは数学から。
計算力を鍛える
計算が遅いと数学の勉強自体がイヤになってきます。
テスト範囲の単元の計算問題は、毎日少しずつ解いておきましょう。
数学の勉強の始めに数問解くだけでずいぶん変わりますよ。
公式の暗記
当たり前なのに、意外と軽視されがちなこれ。数学だって、最低限の暗記は要りますよ~。
「解いてるうちに覚えるだろう」とまったく公式を覚えないまま問題に挑む人がいますが、効率は落ちます。
定期テストは範囲が決められているので(受験演習のテストを除く)、出てくる公式も限られています。
ある程度公式をインプットしてから解くようにしましょう。
5分以上は考えない
「考えること=勉強」とは限らないんですね。特に、定期テストの勉強は。
5分考えて解法が浮かばない場合は、おそらくそれ以上考えても時間のムダです。
時間が限られているテスト勉強では、なるべく時間のロスを減らしましょう。
解答を写すまたは声に出して読む
計算問題以外で解けなかった問題は、解答を丸写ししてみましょう。時間がなければ、声に出して読むだけでもかまいません。
数学は論理の学問ですから、論理的な記述が要求されます。
国語と同じように、接続詞の使い方なども重要です。
部分点をかき集めるためにも、解答がどのような記述をしているかを覚えておきましょう。
解法を思いつくポイント、まちがえやすいポイントを理解
問題文の中には、どの公式を使うのか、どんな式を立てるのかなどのポイントが必ずあります。
また、記述の際に絶対に外せないポイントもあります。
問題や解答の横に、それらのポイントをメモしておくといいでしょう。
さらに自分がミスしやすい問題は、まちがえるポイントもついでに書き留めておきましょう。
最終的には、問題を見て解法がスラスラ言えるようになればOKです。
この状態になるまで、何回も繰り返してください。
ただし、これはあくまで定期テストのための数学の勉強法です。
受験勉強はこれらとはまた違った勉強法になります。
時期や目的に合わせて、勉強法をうまく使い分けていきましょう!